ミニチュアダックスフンド16歳の日常

愛犬チロル(16歳)は、生まれた時から皮膚炎で悩まされ病院通いが絶えません。
薬を飲んでいる時はよいのですが、薬をやめてしまうとまた痒がってしまいます。
これまでも、薬を飲ませたり止めたりを繰り返しなんとかここまで来ました。
食物アレルギーの検査も行いました。
与えてはいけない食品をあげないようにもしたのですが、その前に人間食を与えてしまっていたので、匂いから好きなものが分かり欲しがる様子をみると、ついついあげてしまって・・・
私たちにも責任があるのですがどうすることもできませんでした。
現在のチロルの生活はというと、昼間はほとんど寝ています。
物音にも動じず寝れるのでまだいいかなと思っています。
ここ数日寒くなってきてからは、朝もご飯を食べることなく寝ていて、暖かくなってきてからのそのそ起きてきてご飯をたべるといった状態です。
夜は私たちが寝てから、こそこそ動き回ったり痒がっているようです。
特に朝方は痒がってかいている音で目が覚めまてしまいます。
薬を飲ませるのが大変
なんといっても、薬を飲ませるのが大変です。
好きな人間食に混ぜてあげようとしても、薬の匂いや味に反応して口から出してしまいます。
口を開けて入れ込む方法は、最初から嫌がってどうすることもできません。
チロルと私たちの駆け引きの攻め合いで、何とかやっとの思いをして飲ませている現状でした。
注射で痒みを抑えられる
先日動物病院受診時に、薬をなませるのが大変なので他の薬にして欲しいとお願いしました。
そこで、すすめられたのが1回の注射で一ヶ月間痒みが抑えられるというのを勧められました。
「サイトポイント」とというものです。
四苦八苦して薬を飲ませるのも大変なので、注射をお願いしました。
サイトポイントとは
病院でいただいた冊子にはこのように書かれています。
「サイトポイント」は、IL-31という痒みを引き起こす物質の働きを抑制し、犬アトピー性皮膚炎による痒みや症状を緩和する、犬用抗体医薬品です。
1回注射すると、効果は24時間以内に発現し、一ヶ月間持続します。
16歳のチロルへの思い
チロルと子供たち(ミニチュアダックスフンド)を紹介します!
この記事で書いた時からすると、白内障は進みもっと見えなくなっているような気がします。
最近では、耳も聞こえずらいのか名前を呼んでもすぐに反応しません。
痒みのせいかとも思っていましたが、歩きも時々おぼつかないときがあり、これはきっと年取ったせいなのでしょう。
小型犬の16歳は人間では80歳相当といわれているので、色々な症状は歳相応なのだと思われます。
これ以上悪化しないように見守ることしかできません。
せめて痒みからは解放されて、穏やかな老後を過ごさせてあげなくてはとの思いです。