糖化って?症状はあるの?

こんにちは、ミルクです。

高血圧症治療薬を飲み始めて10年近くになります。

数か月に1回、血液や尿、心電図などの検査をしています。

先日の血液検査で、血糖値の数値が少し高かったので色々先生からお話があり、食事のとり方や食後の運動、油のとり方など・・・・・

テレビや雑誌でも見聞きして気を付けているつもりでも、実際はどうなのか気になるところです。



先生が、簡単な検査で糖化年齢が測れますよと言われたので、さっそく測定してもらいました。

ところで、糖化って何?


何か症状があるのか?

糖化とは

食事などから摂った糖質がたんぱく質と結びついて、たんぱく質が変性、劣化してAGEs(終末糖化産物)という名の老化物質を生成することを糖化といいます。

このAGEsの蓄積が増えると、老化を促進し様々な病気を引き起こすと考えられているようです。

体にどんな影響があるのか

  • 老化を促進する
    • AGEsは細胞や臓器に炎症を誘発して劣化させ、老化を促進する。
  • 老年病の発症リスクを高める
    • 皮膚細胞がAGEs化すると、シワ・シミ・たるみができやすくなる、心臓病や高血圧、アルツハイマー病、白内障など老年病を発症しやすくなる。

糖化を予防するには

血液中にブドウ糖が多いほどたんぱく質と結びつきやすくなり糖化が進むので、糖化予防で重要なのは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度、血糖値に注意することが必要です。

つまり、食後血糖値の急上昇や高血糖状態が長く続くのを避けることが大事です。


そこで見直したいのが食生活や生活習慣です。

血糖値を上げない食生活

高血糖状態を避ける食生活改善が大切です、下記のような食生活を心がけましょう。

  • 適切な栄養バランスを
    • 極端に糖質を含む食品を避けるのではなく、さまざまな栄養素をまんべんなく摂ることを心がけましょう。
  • 野菜から食べる
    • 食べる順番として、糖質の腸への吸収を穏やかにする食物繊維の豊富な野菜や海藻類・キノコ類、次に肉や魚、大豆などのたんぱく質、最後にごはんやパスタなどの主食を食べるようにしましょう。
  • よく噛んでゆっくり食べる
    • ゆっくり食べることで血糖値の急上昇を防ぎます、また満腹感も得られるので食べすぎを防ぐ効果もあります。
  • 朝食は抜かない
    • 朝食を抜くと昼食でその分たくさん食べてしまい、血糖値の急上昇を招きます
  • 間食はしない、清涼飲料水を取りすぎない
    • 血糖値の低い空腹時に甘いお菓子などを間食すると、血糖値が急激に上がる要因になります。
      また、清涼飲料水には糖質が多く含まれているので、取りすぎるとAGEsを大量に発生させる危険性があります。
  • GI値の低い食品を取る
    • 玄米や全粒粉パン、そばなどが低GI値の食品です、白米や食パンなどが高GI値の食品です。GI値の低い食品ほど食後血糖値の上昇が緩やかです。
      (GI値とは、食品による食後の血糖の上昇度合を示す数値です。)
  • 抗糖化食品をとる
    • ブロッコリースプラウトや玉ねぎはAGEsの生成を抑制。マイタケや桜えびに含まれるキチンにはAGEsの吸収を抑える作用が期待できます。また、マイタケには食後の血糖値を抑える働きもあります。

生活習慣の見直し

生活習慣を少し見直すことで糖化を抑えることができます。できることから取り組んでみましょう。

  • 食後に運動をしましょう
    • 食後に15分から30分程度のウオーキングで、血糖値の上昇を緩やかにできます。
  • 休養や睡眠をしっかりとる
    • 睡眠不足によるストレスで、高血糖を引き起こすホルモンを分泌するので血糖化が促進される。
  • アルコールの多量摂取をしない
    • アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという毒性物質に分解されAGEsをつくりだします。
  • 筋肉量を増やす
    • 筋トレなどで筋肉量を増やせば、筋肉への糖の取り込み量が増えて血糖値の低下につながる。

AGEリーダーの結果は

糖化はAGEリーダーという機械で測定できます。


当ブログの管理人ミルクは今年64歳になりました。


検査の結果は、測定値2.0で糖化年齢48歳とでました。



先生もビックリされていましたが、私自身が一番びっくりです!


食生活・生活習慣を見返しても・・・・・


これと言って取り上げるようなことはしていません。


自称健康オタクで、体にいいと聞けばあれこれためしてみたり、週1回のヨガは十数年続いているといったところです。


子どものころから、朝起きて一杯、寝る前に一杯の水を飲む習慣は今も続いています。



これからは、この数値が上がらないように、食生活・生活習慣に気を付けていつまでも若々しくいたいと思います。