南蔵院・釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)参拝してきました。

こんにちは、ミルクです。

テレビで見て、いつか行ってみたいと思っていた、南蔵院の釈迦涅槃像を参拝してきました。

その日の都合で南蔵院に着くのが16時頃になりそうなので、せっかく行って参拝できないのは残念と、南蔵院へ向かう車中で参拝できる時間を調べてみました。

南蔵院のホームページにはこう書かれています。

釈迦涅槃像、60番札所、大黒天堂、稲荷社など七福神トンネルから涅槃像側の拝観時間は7時~16時30分です。

南蔵院

幸いに16時少し過ぎに着きましたが、駐車場がわかりません。
道(国道201号線)の下に見えた駐車場の方へ行ってみました。
そこは月極駐車場でしたが、奥に南蔵院の無料駐車場があるという看板が見えました。
無事に駐車することもでき、参拝も出来ました。

南蔵院ホームページのアクセスに無料駐車場は3ヶ所ありますと地図付きで紹介してありました。
また「団体(8名以上)での来山は事前予約が必要です。」とあるので団体での参拝の方はご注意ください。
何事も下調べが大事ですね。

南蔵院とは

篠栗四国霊場の総本寺で、第1番札所の南蔵院は、高野山真言宗の別格本山でもあります。

南蔵院

篠栗四国霊場の総本寺でとあります。
篠栗町に篠栗四国霊場のあることも知りませんでした。次回はこちもまわれたらと思いました。

篠栗四国霊場とは
福岡県糟屋郡篠栗町にある、空海(弘法大師)を拝する88か所の霊場の総称のようです。篠栗八十八箇所または篠栗霊場とも呼ばれいるようです。

詳しいことは、篠栗町観光協会のお遍路についてをご覧ください。

釈迦涅槃像とは

釈迦涅槃像を正面から見ているとお釈迦様の寝ている姿がきついのではないのかな? と思えてきました。
どうして寝てるいるお姿なのか?


南蔵院の方にお伺いすると、
涅槃像はお釈迦様が亡くなられた時の姿とのことでした。
頭を北へ向け、右脇を下にして亡くなられたそうです。
このことから、亡くなった方の極楽往生を願って北枕にする習慣が生まれたようです。

亡くなられた原因は、信者からの差し入れの物を食べての食中毒であったようです。
お釈迦様の死の原因が食中毒であったとはビックリです。

知っているようで知らないお釈迦様についてもっと知りたいと思いました。

釈迦涅槃像建立の趣旨

南蔵院参拝で頂いたパンフレットによると、

南蔵院では、長年にわたり、ミャンマー、ネパールなどの子供たちに微力ながら医薬品などを贈り続けておりました。その返礼として、1988年ミャンマー国仏教会議より。お釈迦様、阿難様、日連様の三尊者の仏舎利の贈呈を受けました。これは多くの方々の功徳の結果です。そこでこの仏舎利をおまつりする釈迦涅槃像の建立を発願しました。「皆様の心のよりどころになれば」という願いがこめられております。

釈迦涅槃像の中に贈られた三尊者の仏舎利が安置されていて、涅槃像の中に入り参拝できるということで中に入れてもらいました。

護摩木を奉納(1本500円)すると、涅槃像の体内参拝ができました。
涅槃像の中の通路には、四国八十八ヶ所の砂が敷いてあり、四国八十八ヶ所をお参りさせていただいたようで、思いがげないことに感激でした。

本当に今回参拝できてよかったです。