歯が長くなる原因は歯周病?

毎日の歯磨きの時に、なんだか歯が長くなったような気がする?

そう感じたことはありませんか。

気にはなっても、大したことではないだろうとそのまま過ごしていませんか。

歯が長くなったと感じるのは、歯肉が下がって歯の根が露出してきたからです。

大きな原因は、加齢と歯周病だと言われています。

歯周病とは

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

日本臨床歯周病学会

日本臨床歯周病学会のホームページには、歯周病の原因や予防や治療についても書かれています。

歯周病の原因は?

お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。この歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。

日本臨床歯周病学会

歯周病の予防法や治療はあるのでしょうか?

現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。
この15年の間に、歯周治療は急速な進歩を遂げました。 以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができるのです。まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。

日本臨床歯周病学会

増やさないために行うこととしてこのように書かれています。

  • 正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。
  • 歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去することです。
  • 傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にすることです。
  • 健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けることです。

歯周病と診断されて

前歯の治療で歯科医へ行くと、前から気にはなっていた「なんだか歯が長くなったような気がする? 」をズバリ歯周病ですと言われました。

歯磨きでは取れなくなっている、歯垢(プラーク)を4回に分けて除去してもらいました。

これからは、定期的なメンテンスを病院で行っていく予定です。
歯周病になり露出した部分が虫歯にならないように知ることも重要です。

そこで、今使用しているのがこちらのハミガキです。

Check-Up rootcare は、歯の根と歯冠の虫歯予防ハミガキです。

歯が長くなったと感じたら、おすすめです!

幼児が虫歯にならないように、フッ素を塗るというのを聞きます。

このハミガキの中に含まれたフッ素で、虫歯予防に効果が期待できます。